初心者向け|Chromebookをおすすめしない理由
「Chromebookって今話題だし、新しいPCはChromebookにしようかな。」
ちょっと待ってください。
オススメしている記事を見ただけで購入してしまっては後悔するかもしれません!
この記事では、Chromebookの購入をご検討されている方に知っておいてもらいたいChromebookをおすすめしない理由について書いていきます。
当てはまらないあなたは買って後悔はしないでしょう。
安くても2~3万するものですからしっかりデメリットを把握して賢い買い物をすることが大切ですよね。
ちなみに僕はChromebookに大変満足しています。使用者だからこそ分かるデメリットを書いていきますので参考にしてください。
▼こちらが愛用品です。
Chromebookをおすすめしない理由
おすすめする人が多いChromebookですが、しっかりとデメリットまで把握されていますか?
Chromebookを購入する前に確認しておくべきデメリットについて書いておきます。
理由1:ストレージ容量が小さい
Chromebookは、Windows PCと比較したらストレージ量が少ないです。
価格面が安いという魅力があるChromebookですが、その多くは32GBや64GBのストレージだったりします。
Chromebookでのデータ保存は「Googleドライブ」が前提となっています。
クラウド上に保管する為、ストレージ容量は少なくていいということ。
64GBだとまだマシなほうですが、画像や動画、データなどをローカルスペースに保存する場合はストレージ管理がとてつもなく怠いです。
本文「Googleドライブ」の無料使用容量は15GBまで
「Googleドライブ」に保存すればストレージは気にしなくても大丈夫なんて思っていた方はご注意ください。
使用量が15GB以上になる場合は有料(月額)プランにアップグレードする必要があります。
購入する際は、ご自身の使用環境に沿ったストレージ容量を選択する必要がありますね。
理由2:スペックが低い
Chromebook はブラウザで完結することを前提で作られています。
だから大したスペックじゃなくてもサクサクなんだね。
価格が安いのもそのため。
反面、ブラウザのタブを大量に開いたり、アプリを多く起動してしまうと落ちてしまうことも。
CPU自体は高性能ではないので、すぐに100%使用になったり。
動画編集など重たいとわかってるような作業を行うのはなかなか厳しいです。
【朗報】最近では、インテルCelron搭載モデルも増えてきています。
理由3:ネット環境が整っていることが大前提
前述したとおり、Chromebookはブラウザでの作業が前提です。
あらゆる作業がブラウザで行えるのはChromebookならではのメリットともいえますが、ネット環境がなければできる作業が極端に減ってしまいます。
オフラインでの作業が多い環境の方にはオススメできません。
Chromebookである必要がありませんので、中古品PCを候補に入れてみてはいかがでしょうか。
もちろんモバイルWi-Fiやスマホのテザリングを使用したり、
SIMスロット付きのChromebookを選択することも可能ではあります。
理由4:従来のPCのようにソフトウエアをインストールして使用することができない
ChromebookはChrome OSというGoogle独自OSを使用しています。
その為、WindowsやMacで動くソフトやアプリのほとんどはChromebookでは使用できません。
このソフトじゃないとダメだって方にはオススメできないですね。
反面、代替アプリやWEBアプリも充実してきていますのでこだわりがなければ問題ないでしょう。
理由5:Officeの使用がアプリに限られる
アプリでの使用ができますが、縦書きやフォントのダウンロードがChromebookではできませんし、ネット環境があることが前提となります。
Officeをよく使われる方からしてみれば物足りない。。。
理由6:マウスやキーボードのカスタムができない
Chromebookのマウスパットやキーボードは決して使い心地の良いものではありません。
その為、マウスや外付けキーボードを使用される方も多いでしょうが、複数ボタンが付いた高機能マウスやキーボードのショートカット登録ができないのがほとんど。
せっかくいいモノを使ってるのにその機能性を十分に発揮できないなんてことにならないように注意してください。
Chromebook中古品ってどうなの?
いくら安くても中古品でChromebookを選択することはオススメしません。
以下で理由を挙げます。
確認1:自動更新ポリシーの残期間を確認しよう
Chromebookにはセキュリティ関係の自動更新ポリシーがそれぞれのモデルに明確に定められています。
残期間が切れていても使えなくなるわけではないのですが、セキュリティリスクが高まりますのでオススメできません。
Chrome デバイス(Chromebook、Chromebox、Chromebase、Chromebit など)は自動更新され、デバイス本体と搭載ソフトウェアの機能が強化されます。デバイスの更新によって最新の機能が提供され、セキュリティが確保されます。更新はオペレーティング システム、ブラウザ、ハードウェアのすべてに適用されます。こうした更新は、Google と連携して高いレベルのセキュリティと安定性を提供する、デバイス固有のハードウェア / ソフトウェア プロバイダに依存しています。そのため古い Chrome デバイスでは、無期限に更新を受信して OS やブラウザの新しい機能を有効にし続けることはできません。
引用:自動更新ポリシー - Google Chrome Enterprise ヘルプ
確認2:Andoroidアプリが使えるか確認しよう
2016年以前のモデルはAndoroidアプリの対応については明言されていません。
2017年以降より公式で対応をアナウンスしています。
Chromebookの中古品は買ったらダメ!
まぁ、とにかく中古はよくないでしょう。
それでもお試しでって方はどうぞご自由に。
ただひとつ、ご自宅に古いPCがあればChrome OSを無料でダウンロードできます。
とはいってもオープンコード版でChromiumOSというものになります。
スペックは上述した通り、求められていませんので導入自体は簡単。
Windowsを消してしまうのが不安なのであれば、USBメモリにChromiumOSを入れて起動することも可能です。
興味があれば使ってみるのもいいかもしれませんね。
結論:拘りの強い人には向かない。が、しかし
色々とこだわっていきたい方にはChromebookはストレスを感じるかもしれません。
上記のおすすめでない理由にあてはまらないのであれば、あなたにとってChromebookは非常に使い勝手の良いものになるでしょう。
僕はChromebookに大変満足しています。
▼こちらが愛用品です。