レビュー|PaMu Quietはイヤーピース交換を推奨します。価格や音質、気になるノイキャンについて
どうも たついち(@4YIns) です
前回記事で紹介した”PaMu Quiet”が届きました!
さっそく1日体験してきましたので、レビューを行います。
追記:1ヶ月使用しまくったので、使用感含め、改めてレビューを行います!
最初に持った感想とはまた変わってきましたので、最後までご確認頂けたら幸いです。
本機の概要については以下記事にまとめておりますのでまずはこちらをご覧ください▼
僕が”PaMu Quiet”を購入したポイントとしては下記の通り▼
◎圧倒的デザイン
◎なにやら業界最高峰と謳われるANC機能
◎高スペック
なかでも他のイヤホンとは一線を画した懐中時計を思わせるそのユニークなデザインは僕のハートをガッチリ掴んでくれましたよ。
まあ、僕の場合はジャケ買い的なところが主を占めているのですが、この記事をご覧になっておられる方はこんなところが気になっているんじゃないかな。
●実際の性能は?
●-40dBって実感できる?
●実力は本物?
●賛否あるけどどれを信じればいい?
1ヶ月の間、みっちり使用しましたので、改めて使用感のレビューを行いたいと思います。
追記:(2021/2/19)新色発売が決定!
\#PaMuQuiet に新色“ホワイト”登場/
— Padmate Japan (@padmate_jp) 2021年2月19日
ハイブリッド方式 × 専用チップで
業界最高クラスの #ノイズキャンセリング 性能を実現する完全ワイヤレスイヤホン「PaMu Quiet」に新色のホワイトが登場!
発売は3月1日(月)を予定しております! pic.twitter.com/sYGJCFo1Ey
追記第2弾!!:PaMu Quiet Miniが新登場!
/
— Padmate Japan (@padmate_jp) 2021年3月25日
業界最高クラスノイキャンが
コンパクトになって新登場!#PaMuQuietMini
\
PaMu Quiet Miniは、-40dBのANC性能はそのまま、SoCとケースを一新したノイキャン完全ワイヤレスイヤホンです。
本日15時より、GREEN FUNDINGさんでプロジェクト開始いたしました!https://t.co/Sf6D4cz81f
なんと性能はそのままに弱点かなと思えたケースサイズをコンパクトにして新しく登場しました。
5月半ばまでの期間限定で、先行販売価格が正規価格の25%オフで11,138円(税込)!
クラファンサイトはこちら
- ”PaMu Quiet”のスペック
- クラウドファンディングサイトMakuakeで大成功
- ”PaMu Quiet”レビュー
- ノイズキャンセリング、外音取り込み機能レビュー
- 音質レビュー
- 追記:イヤーピースはサードパーティ製のものにしました!
- ”PaMu Quiet”のレビューまとめ
”PaMu Quiet”のスペック
まずは公表されているスペックは下記の通りです。
メーカー:Padmate
発売時期:2020年12月7日
税込価格:18,480円
駆動方式:ダイナミック型
ドライバ:10㎜チタンドームPEN振動板
対応コーデック:aptX、AAC、SBC
チップ:QCC5124+AS3460
再生時間:最大4時間(充電ケース併用で最大12時間)
充電時間:1.5時間
イコライザー:未対応
マルチペアリング:未対応
ノイズキャンセリング:-40dB
マイク:搭載
外音取込:有
防水規格:IPX4
Bluetooth:ver.5.0
イヤホン重量:5g
充電ケース重量:82g
カラー:ブラックのみ
充電規格:USB-C入力端子、ワイヤレス充電対応
スペック的に気になる部分は、世界初のデュアルチップを搭載していてQCCなんかは5000番台のフラッグシップチップの最先端技術を搭載しています。
ドライバーは10mmと大きめドライバーで音に関しては良さそう。
気になる点といえば、防水はIPX4で水場での作業は少し不安な面があり、再生時間も少々もの足りないという点でしょうか。
クラウドファンディングサイトMakuakeで大成功
”PaMu Quiet”はクラウドファンディングサイトMakuakeで目標金額500,000円に対して39,333,358円(約80倍!) の応援金額があり大成功を納めた商品です。
私も購入を決意しておりましたが、仕事の忙しさもあって忘れるという体たらくぶりを発揮し泣く泣く通常価格で購入。
デザイン第一に購入を決めてはいましたので、メーカーがアピールしている性能部分が本当であればいいなと自らを説得させましたw
気づいた時には【終了しました】ですよ・・・
クラウドファンディングサイトでの販売価格は?
Makuakeでのキャンペーン価格は税込13,966円(28%OFF)ですので、通常価格は税込 18,480円となります。
人気機種で比較すれば、ノイズキャンセリング搭載人気機種の”Air Pods Pro”は税込30,000円前後、SONYの”WF-1000XM3”は税込24,000円前後となっていて通常価格差は6,000円~11,000円!
馬鹿にできない価格差です。
公表された性能の実力次第では人気機種も食っちまえるんじゃね?って感じですね。
”PaMu Quiet”レビュー
それでは、届いた”PaMu Quiet”の開封&使用レビューをしていきます。
嫁がSONYの”WF-1000XM3”を所持してますので、比較できる点は比較していきますので、参考になれば幸いです。
パッケージ外観
外箱はしっかりした作りです。結構大きめなパッケージでした。
▼表面
▼裏面
▼側面には、”PaMu Quiet”の特徴が分かりやすく明記されています。
▼開封!
イメージ通りでした!懐中時計のようなデザインは画像イメージ通りです。
パッケージ内容
パッケージ内容について見ていきましょう。
▼パッケージ内容一覧
◎充電ケース
◎イヤホン本体
◎充電ケーブル(USB-A to USB-C)
◎イヤーチップ(S,L)※Mは装着済状態
◎ストラップ
◎収納ポーチ
◎保証、取扱説明書等
▼収納ポーチはレザー?レザー調?のしっかりしたものでした。
▼サイズはジャストサイズです。
ストラップを付けた状態では収納が難しい
ストラップをしない場合は落下防止や、保護用に使用できますね。
▼首から吊り下げるのもアリ
ストラップは吊り下げての使用の他、使いやすい長さに切って使ってもらうための長さだそうです。
充電ケース外観
それでは、僕が購入を決めた充電ケースの外観を見ていきましょう。
これが懐中時計をモチーフにしたデザインです。こんなの出てきてくれて僕は嬉しいです。他人と差を付けるアイテムですねコレ。
外枠と『pamu』のロゴがメッキになっています。
▲ボタン式の開閉システムになっています。
▼パカっとオープン
いいですね。Makuakeで購入を忘れてたことなんかもう吹き飛びましたw
ただ、このケースは見た目通りかなりボリューミーです。
予想よりも大きいので購入を検討されている方はその点は考慮したほうが良いです。
パンツのポケットに入れるのはキツイと思います。
▼SONY”WF-1000XM3”との外観比較
SONYの”WF-1000XM3”も大きいなと思ってましたが、同規模で大きいし分厚いです。
大きさ的には、ポケットに入れるような携帯性はないですが、僕はポーチに入れて持ち歩きますので問題ありませんでした。
USB-C充電とワイヤレス充電に対応
USB-Cでの充電に対応しています。
半円状に充電状況が分かるようになっています。
ワイヤレス充電に対応している点もグッド!
LEDは4段階に光りますので、電池残量の確認ができます。
充電残量確認にはイヤホンを一度出して、収納しなければ分かりません。この半円状のLEDでの判断になります。
イヤホン単体の充電残量の確認は後述するアプリ内での確認が可能です。
イヤホン外観
続いてイヤホン本体を見ていきましょう。
見た目はAir Pods Proですね。イヤホン自体は特徴的な形状ではありません。
”PaMu Quiet”はタッチセンサー式による操作が可能です。
イヤホン中央部(スティック部分の上部側)にセンサーが入っていますが正直最初は分かりづらいです。
この点はタッチセンサーの宿命です。視認できない操作なので慣れが必要なのは仕方のないところだといくつかイヤホンをレビューしてきてたどり着きました。慣れてしまえば軽い動作で操作が可能なのでここはマイナスポイントだとは思いません。
フィット感について
耳にはめると、密閉感は全然なくて、耳の奥まで入り込むような長さもありません。結構浅い所で止まるんですよね。
インナーイヤー型程とまではいきませんが以前にレビューを行ったSOUNDPEATS TrueAir2のような軽い装着感が心地よかったです。
かと言って、カナル型なので外れるような感じもなくて、楕円の形状がうまく耳にフィットしてくれます。
イヤーピースですが、いつもはMサイズで大丈夫なのですが、”PaMu Quiet”はひとつ大きいサイズで使用して密閉感を上げています。
楕円形状なのでしっくりくるイヤーピースを見つけづらいのが難点でしょうか。
重い充電ケースと軽いイヤホン
なんとも両極端な・・・はっきり言って充電ケースは他製品と比較すれば重いです。
30g程度の差をどう思うか、僕はバッグの中に入れるので正直30g程度はどうも思わないです。
それよりも気になるのは大きさ。僕のポーチでは隙間にギリ入るくらいです。
充電ケース:82g
総重量:92g
イヤホン単体:5g
結構海外品は重量の誤差が大きいのですが、概ね公表通りの重量でしたので安心しました。
▼SONY”WF-1000XM3”との比較
接続してみよう
”PaMu Quiet”はケースから取り出すとペアリングモードになります。
初回接続は各種設定よりBluetooth設定⇒”PaMu Quiet L”の表記を選択することで接続設定完了です。
次回以降は、ケースから取り出した際に自動接続となります。
専用アプリがあります
”PaMu Quiet”には本体の設定変更ができる専用アプリが用意されています。
このアプリでは、”PaMu Quiet”の設定変更ができたりしますが、SONYやAir Pods Proのように細かい設定ができたりするものではありませんでした。
商品説明にあった、タッチ操作のカスタマイズは便利そうだとおもっていたのですが、ダブルタップ・長押し操作のカスタマイズのみとは・・・
もう少しカスタマイズできればよかったのにとは思いましたね。
カスタム性があるだけすごいんだけどね。
タッチ操作一覧
1回タップでの操作があるため、誤操作を防ぐような工夫はありませんでした。
しかし、誤操作も頻発するようなことはありませんでしたので、特にそこは何とも思いませんでした。
- ”PaMu Quiet”のスペック
- クラウドファンディングサイトMakuakeで大成功
- ”PaMu Quiet”レビュー
- ノイズキャンセリング、外音取り込み機能レビュー
- 音質レビュー
- 追記:イヤーピースはサードパーティ製のものにしました!
- ”PaMu Quiet”のレビューまとめ
ノイズキャンセリング、外音取り込み機能レビュー
それでは”PaMu Quiet”のノイズキャンセリング機能のレビューを行います。
ちなみに僕はノイズキャンセリング機能搭載イヤホンはこれが初めての購入です。
Air Pods Proは知人のものを一度試させてもらったことがあるので、記憶を呼び起こしながら装着していざノイキャンONへ・・・
正直な感想を言いますと、、、
皆さんが言ってるノイキャン最高とか感動とはどゆこと?( ゚д゚)
1ヶ月使用して変わりました!
自然なノイズキャンセリングですが、AirpodsProのようなノイズをばっさり断ち切ってくれる程強いノイズキャンセリングではありません。
強いノイズキャンセリング機能を持っていると、ものすごく違和感を感じてしまいますが、”PaMu Quiet”はとても自然にノイズを軽減してくれます。
また、強いノイズキャンセリングだと音質にも影響を受けてしまいますので結局どちらを取るかですね。
人の声やテレビの音は結構入ってきますので、高音への軽減率は低めなのかな。
SONYの”WF-1000XM3”のノイキャン性能を試してみましたが、こちらのノイキャンは”PaMu Quiet”に近いかなと感じました。
深夜帯にも使用してみましたが、ホワイトノイズは気になるレベルではありませんでした。
そして、外音取り込みに関してはかなり優秀かと。
強調しすぎた表現は全くなくてあくまで自然な外音取り込みではないかなと感じました。
ノイキャン・外音取り込み性能結論
ノイズキャンセリングは違和感の無いような設計で、自然なノイキャンを体験できる。
実用性は十分であり、ノイズを大きく軽減してくれます。
外音取り込みは非常に優秀な部類で、ほぼ違和感なし!
音質レビュー
それでは最後に”PaMu Quiet”の音質についてのレビューです。
音質はかなり良好です!
中でも低音が特に気持ち良くて、中〜高音も結構いい感じ。
ボーカルは近めにあり、音の解像度は抜群で奥行きが伝わってきます。
1音1音の細かさが感じられて音楽を楽しめる音質ではないでしょうか。
ただ、音の迫力は少し物足りないと感じる方もいるかも。
音圧が抑えめな印象を受けます。
追記:イヤーピースはサードパーティ製のものにしました!
純正イヤーピースだとなんだかスカスカした印象を受けていたため、SONYの「WF-1000XM3」に付属していたトリプルコンフォートイヤーピースを使用していました。
ステムが比較的短めだったためか、Lサイズのイヤーピースがぴったりで問題ないかなと思っていたのもつかの間で長時間装着しているとだんだん痛くなるように。
レビューを兼ねてSpinFitの「CP360」を装着すると痛みもなくなり良くなりました!
こちらのイヤーチップもLサイズが一番良かったので、普段装着するサイズからワンサイズ上げたほうがいいかもしれません。
”PaMu Quiet”のレビューまとめ
”PaMu Quiet”のレビューを行いました。
結論を言えば、同価格帯比では間違いなく優秀なイヤホンのひとつではないでしょうか。
欲を言えば、クラファンでの価格が通常価格であれば尚更です。
買い忘れたから言ってるわけじゃないよw
ANC機能面に関しては求めているものによって評価は分かれるかなと思います。
ひと月使用してみて、自然なノイキャンと外音取り込み機能については文句が無くなりました。
エイジングも完了して、音質はまた良くなったと思いますし、使っていて楽しいイヤホンです。
所有欲を満たしてくれるイヤホンで2020年に買ってよかったイヤホンのひとつでした。
◆買って良かったポイント◆
◎とにかくデザイン!他人と差別化できる!
◎完全ワイヤレスイヤホンで高音質
◎低音がとくに良い!
◎1万円台なので手を出しやすい
△充電ケースが意外と大きかった
△充電残量が分かりづらい
高音質、それなりのノイキャン性能でもノイキャンイヤホンが欲しい人や、ちょっと変わったデザインが大好きな人にはうってつけです。
ぜひチェックしてみてください。
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