レビュー|【SuperMobile Charger】 PowerCore Fusionよりこっち!?10000mAhの3in1モバイルバッテリー
どうも たついち(@4YIns)です。
最近よく目にするようになった【CIO】社のガジェット。
機能的で、実用性の高い商品が増えてきた印象。
モバイルバッテリーや充電器には他社不動の人気商品を凌ぐアイテムが出てきている。
モバイルバッテリーに関しては「PowerCore III Fusion 5000」をメインで使用。
充電器、モバイルバッテリー一体型という仕様がとても気に入っている。
最近購入した「Anker」の「PowerCore Fusion 10000」は僕の使用目的に対して少し実用性に欠けた大きさだった為、「PowerCore III Fusion 5000」を継続使用しているのだが、【CIO】からも似たような機能を持つ商品が出ていることはご存知だろうか。
今回はそんな似たような機能を持つ【CIO】の「SuperMobileCharger」のレビューを行う。
10000mAhという必要十分なバッテリー容量で、USB-A,USB-Cの2ポートが備わっている点は「PowerCore Fusion」シリーズと一緒。
この商品にはなんとワイヤレス充電機能が付いている。
そして、1%単位で表示されるバッテリー残量表示とパススルー充電に対応。
機能面の使い勝手はワイヤレス充電機能が付いていることで大きく向上。
こいつ1台で、充電器・モバイルバッテリーの役割を果たすので、持ち物が削減できる。そんな1台を探している方にはピッタリのアイテム。
現在の商品は改良版で(8000mAh⇒10000mAh)、昨年末にリリース後人気の為しばらく入荷未定だったが、2月より販売が再開されているようだ。
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SuperMobile Charger 10000レビュー
早速レビューを行っていく。
Amazon内のレビューに対する見解も含めて。
スペック
商品スペックは下記の通り。
●製品名:SuperMobile Charger(CIO-SC2-10000)
●入力 :AC100-240V 50/60Hz 0.5A
●出力(AC):5V=3A(USB-C)、5V=2.4A(USB-A)
●出力(モバイルバッテリー):5V=3A,9V=2A,12=1.5A(USB-C)、5V=2.4A,9V=2A,12=1.5A(USB-A)
●出力(ワイヤレス):5W/7.5W/10W/15W
●バッテリー容量:10000mAh
●サイズ:82×80×29mm
●重量:245g
外観
スペックを確認したら外観をチェックしていく。
ちなみにパッケージ内容は、本機と説明書のみ。
過去品のレビューに「説明書が分かりづらい」というレビューがあったが、そんなことは無かった。改善されたんだと思うよ。
今のCIOのロゴデザインは好き。
サラっとした質感の本体が特徴。
サイズは「82×80×29mm」。厚みを抑えてくれた点は評価が高い。
AC充電器を備えているため、大きさはしょうがないところ。
裏面は、Qi対応のワイヤレス充電面。
USBポートある側面には、上からLEDランプ・入出力可能なUSB-Cポート・USB-Aポート・LED残量表示・電源ボタン。
「PSE」マークの表記もあり、安全性には問題なさそう。
ただし、本製品はケーブルは同梱されていないので、ケーブルを持たない人は別途準備する必要があるので注意。
重量
重量は「246g」での表示となった。
「PowerCore Fusion 10000」と比較して30gほど軽い。
SuperMobile Charger 10000の特徴
本機のバッテリー容量は10000mAh。ヘビーユーザーで無い限りは必要十分なバッテリー容量ではないだろうか。
「SuperMobileCharger」は下記のような特徴にも注目だ。
充電器としての基本機能持ち
折りたたみ式のコンセントプラグが内蔵されていることで、コンセントに挿すだけで本機への蓄電が可能なだけでなく、最大15Wの出力もできる充電器としての役割を持てる。
レビューで火花が出るような記述があったが、通電中の状態でコンセントに挿入するとそのような事象が出ることがある。
当たり前だが、安全に使用するのであれば電源を落とした状態でコンセントに挿すことをおすすめする。
USB-Cからの充電も可能
コンセントからの充電だけではなく、PD対応の充電器からUSB-Cで接続することで本機への充電も可能。
パススルー充電にも対応!
さらに、本体へ充電しながらワイヤレス充電でデバイスへの充電が可能なパススルーに対応とは、かなり嬉しいポイント!
モバイルバッテリーモードでは出力が違う
モバイルバッテリーとしての使用時には、ACプラグ接続時と異なり最大18W出力でのデバイスへの充電が可能。
バッテリー残量が1%単位で確認できる点もバッテリー管理がしやすい!
便利なワイヤレス充電
なんだかんだ一番のポイントはワイヤレス充電が可能な点。
モバイルバッテリーの使用時にわざわざケーブルを準備する手間いらずなので、僕としては一番重宝している。
LEDランプ「赤」がワイヤレス充電中の証。
残念なポイント
使い勝手が良い充電器なんだけど気になる点ももちろんレビューしていく。
下記項目の購入の際の参考にしてもらいたい。
充電不可デバイスがある
電力供給の少ないデバイスへの充電は行われないと記載がある。
AppleWatchへの充電は非対応のため、購入者は注意が必要。
少しクセのある充電機能
ちょっと謎な仕様の部分。
通常のモバイルバッテリーと同様に本機もケーブル接続で電源が自動的に入る。
AC充電器として使用している時に感じることなんだが、「ちょっと調べ物したい」とか「電話が掛かってきた」時なんかは一度デバイスをケーブルから外すことがあると思う。
一定時間経って、再度ケーブルに差し込むと充電開始されない。
一度「SuperMobileCharger」の電源ボタンを押す必要があるのだ。
初回接続時は自動的に充電が開始されるのだが、こればっかりは不憫に感じた点だ。
ACコンセントプラグが出しづらい
実に取り出しにくい。
ポーチに入れている時に他のデバイスを傷つけないのでトレードオフと考えられるかどうか。
充電器としての利用も目的にしているため、僕にとっては不憫だと感じた。
LEDの発光が強い…
バッテリーへの充電時は残量表示が点滅する。
しかも発光が結構強い為、就寝時に接続しといて…なんかしているときに気になる人は要注意だね。
SuperMobile Charger 10000レビューまとめ
お気に入りガジェットの「PowerCore Fusion」の機能にワイヤレス充電が付いたような「SuperMobileCharger」
充電器・モバイルバッテリー・ワイヤレス充電の機能が備わった3in1の新しいACプラグ付きモバイルバッテリー。
特にワイヤレス充電の機能が付くだけでここまで便利になるか!って感じた。
何もかも詰め込んだ「SuperMobileCharger」は日常使いから便利してくれるガジェットだと思う。
1%単位で管理できる残量表示機能もありがたくて、あと少し残ってるやろって油断してしまうことなく使える。
使ってみないと分からない気になった点も上述している通り。
完璧!とまではいかなかったが「PowerCore Fusion 10000」に欲しかった機能や、ワイヤレス充電が付くだけで満足度の高い商品だったことは間違いない。
同じく「充電器一体型のモバイルバッテリー」での類似品
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