予算5,000円前後の完全ワイヤレスイヤホン!−35dBの驚異的ノイキャン性能搭載の「T2」がSOUNDPEATSから発売!【使用レビュー】
どうも たついち(@4YIns)です。
5,000円前後でANC(アクティブノイズキャンセリング)機能を搭載したイヤホンが市場に出てくるようになっていつ登場するのか楽しみにしていたメーカーがあります。
いや〜ようやく!コスパ高なイヤホンを数多く販売しているSOUNDPEATSにもノイキャンを搭載したイヤホンが登場しましたよ!
5,000円台で購入できる完全ワイヤレスイヤホン、しかもノイキャン・外音取込機能付き。
やってくれたなーーー!
マイルドなノイキャンではなく、「がっつりノイキャン」してくれるSOUNDPEATSの「T2」を今回はレビューしていきます。
SOUNDPEATS T2のレビュー
それではSOUNDPEATS 「T2」のレビューを行っていきます。
カラーは「ブラック」のみ。
外装はいつも通りだね。
パッケージ内容
SOUNDPEATS T2の外観
マットな質感以外に特筆すべき特徴はない。
充電残量を確認できるインターフェースなのはありがたいですね。
LEDインジケーターが3つなのはなぜ!?
充電ケースはかなりコンパクトな点が評価できるポイントです。
厚みもそこまでありませんのでかさばらないのは嬉しい。
同社の「Sonic」との比較。
ケースはかなりコンパクトで、イヤホンはそこまで耳に押し込まない形状です。
イヤホン本体も同様の素材となっています。
結構触ってみましたが、指紋が残るようなことはありませんでした。
装着感が個人的には微妙だった為、イヤーチップの交換をしてフィット感を上げました。
交換したイヤーチップはSpinFitの「CP360」。
シンプルな「S」ロゴ。
タッチ式となっています。
タッチ感度は良好でした!
イヤーチップを交換しても収納は問題有りません。
SOUNDPEATS T2の特徴・使用感
購入してから3週間使用してみました。
実際に感じた、本機の特徴や使用感をまとめてみます。
●ノイキャンは高性能
●音質は微妙(可もなく不可もなく)
●外音取込はそこそこ使える
●バッテリー持ちは十分
●ワイヤレス充電が欲しかった。
価格を踏まえると十分すぎる高性能イヤホンでした!
ノイキャン性能がすごい!
この価格帯でノイキャン機能がついているイヤホンはチラホラ見かけるようになりました。
代表的なのはEarfunの「Free Pro」ですね。
価格帯は税込5,000円台後半となっており、ほとんど差がありません。
ただし、SOUNDPEATS「T2」は最大35dBカットと非常に高いノイキャン性能を持っています。
「おまけ」程度のノイキャンではなく「実用的」なノイキャン性能です。
届いてから数週間外出先での使用を行いましたが、ノイキャン性能に関してはウン万円するノイキャンイヤホンと遜色ありません。
AirPods Proがノイキャン性能10とするのであれば8〜9といったところ。
音質は期待するな!
ノイキャン性能に驚きを覚えたのもつかの間、音質に関しては褒めるようなところはありませんでした。単純に好みではなかった。
ノーマルモードからの落差が正直すごいです。
ノーマルモードが一番音質が良いんですが、SOUNDPEATSらしく低音は強め、ただそれだけ。
ぼやけた音質というか全体的にフラットな印象を受けます。
ノイキャンモードにすると迫力がなくなり、シャープな感じに。
Adoさんの「踊」みたいな軽快なボカロ曲には良かったですが他は「ん〜」と首を捻ってしまいました。
その分聴き疲れがしにくいので長時間使用には合ってるし、動画視聴向けと言ってもいいかもしれません。
音質にもそこそここだわりたいと思われている方が手にするとガッカリしてしまうと思います。
誇張しすぎな外音取込機能
ノイキャンを常にONにしていると周囲の状況がつかみにくくなります。
そのため外音取込機能が付いていることが多いのですが、イヤホンによってその性能が大きく違います。
高いイヤホンでも外音取込機能がダメなやつもあるもんね。
「T2」の外音取込機能についての評価は「良い」
きちんと外音を拾ってくれます。
ただ、だいぶ誇張されて聞こえますので「うるさっ」ってならないように要注意。
騒音が多い場所だと大変なことになりました。汗
バッテリー持ちは十分
「T2」はかなりの長時間再生に耐えうる性能でした。
・最大連続使用時間:約10時間
・ANC「ON」時 :約7.5時間
ANC機能を搭載しながら驚異の長時間再生が可能な「T2」。
充電ケース併用で合計30時間再生が可能(ノーマルモード時)という点はよくあるものの、イヤホン単体での使用可能時間が長いのは評価できます。
残念:ワイヤレス充電が欲しかった・・・
これだけ機能が豊富ながらあえて不満点を挙げますとワイヤレス充電機能が欲しかったところ。
充電ポートはタイプCでケーブルは常に持っていますし、接続もストレスなく行なえますが「置くだけ」の楽さを知ってしまうとなかなか戻れません。
ちなみにライバルとなるEarfun「Free Pro」はワイヤレス充電機能が搭載されてます。
SOUNDPEATS T2のスペック
本機のスペックは下記の通り
●Bluetooth : ver.5.1
●イヤホン単体再生時間:最大10時間(ANC「ON」時:約7.5時間)
●通話ノイズキャン :デュアルマイク(4基のマイク)ノイズキャンセリング
●対応コーデック :SBC,AAC
●防水規格 :IPX6
●ドライバー :12mmダイナミックドライバー
●充電端子 :type-C
●操作 :タッチ式
●ANC機能 :有
●外音取込機能 :有
イヤホン単体での再生時間が長いので大きめなサイズですが、重量は標準的でした。
ケースを合わせると比較的軽量な部類です。
SOUNDPEATS T2の操作一覧
本機のタッチセンサー操作方法については下記の通り。
ノイキャン「ON」時に外音取込したいのですが、一度「ノーマルモード」を経由するのが面倒くさい。
SOUNDPEATS T2のリセット方法
接続がうまくできない、イヤホンの調子が悪いなどの症状が現れた際はリセットを試してみてください。
充電ケースに収納した状態で両方のイヤホンのタッチセンサーを同時に5回タッチする。
(LEDインジケータが青と白に点滅でリセット完了)
それでも解消できない場合は故障の可能性がありますので、カスタマーサービスへ連絡することをおすすめします。
価格情報
価格情報についてまとめておきます。
Amazon:5,580円(税込)※参考価格
前回セール時:4,464円(税込)
SOUNDPEATS製品はタイムセールで対象となることが多いです。
購入チャンスはセールのタイミングでいいかと思います。
まとめ:とにかくノイキャンイヤホンを安く済ませたいならアリ!
ノイキャン性能は期待以上の効果を実感できます。
低音好きで、イヤホンにそこまで過度な音質を求めなければ「T2」は間違いなく満足度の高いイヤホンとなるでしょう。
手にしやすい価格帯と、高性能なANC・外音取込機能に加え、IPX6まで対応していますのでノイキャン機能を搭載したイヤホンを安く手にしたいという方にはピッタリなイヤホンです。
以前まではノイキャンイヤホンを5,000円予算でって言われたら「アホか!」ってなってましたが、ここまで実用的なノイキャンイヤホンが登場すると今後がますます楽しみですね!
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