今が買い時?ドラム式洗濯機って結局何がいいのか。ランキングから調べてみた(パナソニックPanasonic)編
どうも たついち です。
今回はドラム式洗濯機について調べてみます。
ドラム式洗濯機といえば、洗濯から乾燥までが一台で完結し、節水のメリットがあるのは周知の事実。
各メーカーは毎年年末にかけて新製品を投入します。
しかし、決して安い買い物では無い為、買い換え頻度も少ないと思いますが、メーカー毎に色んな機能を持っており、後悔しないように選ぶのが難しいですよね。
調べるにも、似たような品番が多い・・・
とりあえず調べていきましょう!
我が家の家族構成である3人分で話を進めていきます。
1~2人分は4~5kg程、3~4人分は6~8kgが理想的とされています。
防水パンの大きさは、一般的に64×64cm(内寸59×59cm)です。
扉の開け閉め時のスペース確保も必要ですね。
基本的にどの商品にも「右開き」、「左開き」があります。ご家庭によって対応できるタイプを選びましょう。
まずは、どんなドラム式洗濯機が売れているのか把握してみましょう。
順位 | メーカー | 商品名 | 発売日 |
---|---|---|---|
1位 | パナソニック | NA-VX900AL | 2019年11月 |
2位 | 日立 | ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-SX110EL | 2019年9月 |
3位 | 東芝 | ZABOON TW-127X8L | 2019年9月 |
4位 | パナソニック | NA-VX800AL | 2019年11月 |
5位 | パナソニック | NA-VX8900L | 2018年10月 |
出典:価格.com - ドラム式洗濯機(洗濯量:3人分) 満足度ランキング
※ランキングは9月30日時点のものです。
パナソニックが人気だね。
パナソニック ドラム式洗濯機
結論から言うと、パナソニックなら"NA-VX"シリーズ!
が一番いい!
価格がネックならどこまで機能を妥協するか。
メーカー特長
即効泡洗浄機能により、頑固な汚れを落とし、デリケートな衣服も安心して洗える「おうちクリーニング」機能等、便利な機能が揃っています。
バランスの良い商品が多いイメージでしょうか。
また、「ナノイーX」も特徴で、浴槽内にナノイーを発生させることで嫌な臭いや菌を抑制します。
「エコナビ」や「洗剤自動投入機能」も利用者にはうれしい機能のひとつです。
その他にも。
"NA-VX"シリーズが一番人気です。
端的にいうと、ランキング1位の「VX900AL」は2019年度製品の最上位モデルです。
最上位モデルだけあって機能面は豊富です。
ちなみに、5位に入っている「VX-8900L」は生産終了品となります。
また、2020年の新製品「NA-VX900BL」が、10月上旬発売となっております。
今回は、2020年品の最上位モデルのNA-VX900BLも一緒に比較していきましょう。
各商品との比較
NA-VX900BL
NA-VX900AL
NA-VX800AL
商品比較 | NA-VX900BL | NA-VX900AL | NA-VX800AL |
---|---|---|---|
洗浄機能 | 液体洗剤・柔軟剤自動投入 2度洗いモード |
液体洗剤・柔軟剤自動投入 |
液体洗剤・柔軟剤自動投入 |
泡洗浄W | 泡洗浄W | 泡洗浄W | |
温水機能 60℃、40℃、30℃、15℃ 約40℃毛布コース |
温水機能 60℃、40℃、30℃、15℃ |
温水機能 60℃、40℃、30℃、15℃ |
|
乾燥機能 | ヒートポンプ乾燥方式 ふんわりジェット乾燥 |
ヒートポンプ乾燥方式 ふんわりジェット乾燥 |
ヒートポンプ乾燥方式 ジェット乾燥 |
タオル専用コース ダニバスターコース 化織60分コース |
タオル専用コース ダニバスターコース 化織60分コース |
タオル専用コース ダニバスターコース 化織60分コース |
|
エコ性能 | エコナビ 水温・衣類の量・衣類の質 |
エコナビ 水温・衣類の量・衣類の質 |
エコナビ 水温・衣類の量・衣類の質 |
清潔機能 | 自動槽洗浄 | 自動槽洗浄 | 自動槽洗浄 |
約60℃槽カビクリーン 約30℃槽洗浄 槽洗浄サイン |
約60℃槽カビクリーン 約30℃槽洗浄 |
約60℃槽カビクリーン 約30℃槽洗浄 |
|
サッと槽すすぎ | - | - | |
ナノイー X(エックス) | ナノイー X(エックス) | - | |
IoT機能 | スマホで洗濯 | スマホで洗濯 | - |
定格洗濯時 | 抗菌ハンドル | 抗菌ハンドル | 抗菌ハンドル |
定格洗濯時 | 32分 | 32分 | 32分 |
定格洗濯乾燥時(ドラム:標準/省エネ) | 98分/165分 | 98分/165分 | 98分/165分 |
定格洗濯時 使用水量 | 78 L | 78 L | 78 L |
定格洗濯乾燥時 使用水量 | 55 L(乾燥時0 L※6) | 55 L(乾燥時0 L※6) | 55 L(乾燥時0 L※6) |
電動機/電熱装置 消費電力 | 230 W/1,000W | 230 W/1,000W | 230 W/1,000W |
最大消費電力 | 1,190 W(温水時) | 1,190 W(温水時) | 1,190 W(温水時) |
定格洗濯時消費電力量 | 68 Wh | 68 Wh | 68 Wh |
定格洗濯乾燥時消費電力量 (ドラム:標準/省エネ)※5 |
890 Wh/620 Wh | 890 Wh/620 Wh | 930 Wh/620 Wh |
運転音(約)[単位:dB] 洗濯時/脱水時/乾燥時 |
32/41/46 | 32/41/46 | 32/41/46 |
抗菌仕様 | 抗菌ハンドル 抗菌窓パッキング |
抗菌ハンドル | 抗菌ハンドル |
総外形寸法(幅×奥行×高さ)給・排水ホースを含む | 639×722×1,058 mm | 639×722×1,058 mm | 639×722×1,058 mm |
ボディ幅 | 600 mm | 600 mm | 600 mm |
対応防水フロアー | 奥行内寸540 mm以上 幅内寸590 mm以上 |
奥行内寸540 mm以上 幅内寸590 mm以上 |
奥行内寸540 mm以上 幅内寸590 mm以上 |
排水ホース取り出し | 左・右・後方3方向+真下(伸縮式) | 左・右・後方3方向+真下(伸縮式) | 左・右・後方3方向+真下(伸縮式) |
新製品の「NA-VX900B」には洗浄機能に、汚れ移りを抑える「2度洗い」モード、お湯で衣類を洗う「温水泡洗浄W」に「約40℃毛布」コースが追加。
外観や外寸等に大きな違いはないですが、やはり最上位グレード「NA-VX900A」のアップグレード版ともあり、新製品である「NA-VX900B」が洗浄力面で機能が増えている点は優位でしょうか。
「NA-VX900A」と、「NA-VX800A」の違いは「ナノイーX」機能・IoT機能がつくかつかないかの違いですので、洗浄機能面に違いはなさそうです。
10月に新製品が投入されることもあり、旧型は生産終了が近いと思われます。
新製品投入後の在庫消化として、旧型の価格が底値になることからどうしても新型が欲しいという場合でなければ旧型を安く手に入れることも視野に入りますね。
以下の機能は新型・旧型共通なので旧型で問題なさそうだったら狙い目ですね。
新・旧型 共通機能
液体洗剤・柔軟剤自動投入機能
液体洗剤や柔軟剤を入れておけるタンクが内蔵されており、洗濯の際に最適な量を自動で軽量して投入してくれる機能です。
毎回正確に測るのも面倒ですし、手間を省けて非常に便利な機能です。
※「NA-VX900B」は注ぎ口が従来より奥行1.5cm広くなっております。
手動投入口もあるので、手動でも入れられます。
タンク容量:870ml
「使用量の目安表示」を事前に確認し、水30Lに対する使用量を設定する必要があるそうです。
投入量は「多め」「標準」「少なめ」で設定可能です。
残量はスマホで確認できるのね。
※「スマホで洗濯」機能搭載品のみ
スマホで洗濯 機能
外出先で、洗濯機を回すのを忘れてた!って場合もスマホで洗濯機能があれば遠隔操作ができるね。
ステータス通知が可能で、洗濯終了時刻が近づいたときや、洗剤・柔軟剤の量が少なくなった時に通知を受けられます。
「わが家流プラス」コースでご家庭オリジナルの洗濯コースを登録できます。
また、洗剤や柔軟剤の銘柄を選ぶだけで自動で最適な量を設定することが可能です。
ナノイーX
「ナノイーX」は「ナノイー」の10倍のOHラジカルを含む微粒子イオンです。
洗濯機で初めて日本アトピー協会推薦品になっています。
「ナノイーX」コースには以下の通り使い分けが可能です。
温水泡洗浄W
洗剤液を温めて、お湯で洗うことのことです。
これによって、洗剤中の酵素が活性化して、泡にすることで浸透力がアップします。
繊維の奥にしみついた、黄ばみやにおいの原因を洗い流すわけですね。
せっかく気に入ったものも黄ばむと使えないからね
用途に合わせてかなりのコースが選べます
ヒートポンプ乾燥
ふんわりやさしく、そして除菌。でありながらもスピーディで省エネ!のハイブリッド。
つり干しでは味わえないふんわりした仕上がりのようです。
除湿器で乾かすように衣類を傷めず低温風(約65℃)でスピーディに乾燥。
通常のヒーター式乾燥ではドライヤーのような熱風(約100℃)が衣類に直接あたり衣類を縮めてしまいます。
乾燥容量6kgクラスで
洗濯~乾燥のスピードNo1とのこと。(所要時間約98分)
パナソニック自社従来品との比較
電気代 | 水道代 | 所要時間 | |
ヒーター乾燥 | 約23,700円 | 約9,400円 | 約170分 |
ヒートポンプ乾燥(標準乾燥) | 約8,800円 | 約5,300円 | 約98分 |
省エネコース | 約6,200円 | 約5,300円 | 約165分 |
ヒートポンプ乾燥は1回の電気代が 約25円!!
お手入れについて
日々のお手入れも洗濯機選びでは重要なポイント。
カビは①栄養分②カビ胞子③適度な水分と温度の3つの条件が揃うと繁殖すると言われています。
新・旧型 共通機能
お手入れ 各モード
メーカーから洗濯槽クリーナーも発売されています。
上記機能に沿ったクリーナーになっているでしょう。
僕は市販のもので十分だと考えます。
定期的な手入れはどの洗濯機にも必要です。
パナソニックの洗濯機は、お手入れを簡単にする為、上記のような槽洗浄機能が充実しています。
気になった時には、販売されている洗濯槽クリーナー等で槽洗浄を行うことをおすすめですね。
待って NA-VGシリーズの方がオシャレじゃない!?
いわゆる「Cuble」というシリーズでデザイン性が抜群にいいシリーズがあります。
キューブをイメージさせる、インテリアにバツグンなデザイン。
せっかく買い換えるならおしゃれさも必要だよね
いや、それだけで決めちゃいけないよ!
ズバリ!大きな違いは、乾燥機能のみです!
「NA-VX」シリーズは「ヒートポンプ乾燥」、「NA-VG」シリーズは「低温風パワフル乾燥」となっております。
「低温風パワフル乾燥」は上述した「ヒーター式乾燥」のことです。
ヒーター式の方が、原価が安く作れるのでしょう。
「NA-VG」シリーズは「NA-VX」と比較して安価です。
上記を踏まえても、「デザイン重視がいい!」、「購入費用を抑えたい」っていう方は「NA-VG」(Cuble)シリーズも有りです。
いずれにせよ、長く使いますし、どちらも安いモノではないので、慎重に決めることをお勧めします。
新型 NA-VX900B 商品動画
ななめドラム洗濯乾燥機(NA-VX900B) 商品紹介【パナソニック公式】
まとめ
調べてみてわかったのが、パナソニックの洗濯機を選ぶなら"NA-VX"シリーズで間違いないこと。
新型は性能面が向上しているが日常使いに大きな違いは無い。
安くなる旧型を買うのがおススメ!