レビュー|【Ear Fun Air】2018年設立のEarFunが2020IF&CES受賞した完全ワイヤレスイヤホン!
どうも たついち(@4YIns)です。
この記事では、”Ear Fun Air”の実機レビューをお伝えします。
▲2020年Amazonプライムデーで購入したものです。今回の記事では、使用感含めて改めてレビューしていきます。
Ear Fun Airの特徴
Ear Fun Airは”iFデザインアワード2020”と”CES2020イノベーションアワード”を受賞したイヤホンです。
Ear Fun テクノロジー株式会社は2018年に設立された会社で、デザインから製造まで自社で行う、新興ブランドです。
日本語での公式ホームページも用意されています。
●Bluetooth :Bluetooth5.0
●対応コーデック:SBC、AAC
●防水規格 :IPX7
●ドライバー :6mm
●重量 :イヤホン(片耳):約6g、ケース:約55g
●再生時間 :イヤホン単体7時間、ケース込みで35時間
●充電時間 :約1.5時間
●アクティブノイズキャンセリング:無し
●外音取り込み機能:無し
●保証期間 :180日
●販売価格 :5499円(税込み)
●カラー :ブラック/ホワイト
”Ear Fun Air”のレビュー
それでは、実機を見ながらレビューしていきます。特徴的には5000円前後のイヤホンでは良さそうですよね、果たして実態と音質はどうでしょうか。
”EarFun Air”パッケージ外観
▼外箱外観(前面)
▼外箱外観(裏面)
購入価格は¥4,999でしたが、簡易的なパッケージではなく高級感を感じさせてくれます。普通の箱型タイプに比べてコストかかりますよ、いやホント。
パッケージは、購入した満足感をこういうところでも与えてくれますよね。
当たり前ですが、技適マークも取得しておりますので、安心して使用できます。
”EarFun Air”パッケージ内容
・イヤホン本体
・充電ケース
・イヤーピース(XS/S/M/L)※Mサイズ装着済
・充電ケーブル(USB-A to USB-C)
・取扱説明書
▼取扱説明書も日本語対応!
日本語対応の説明書と、図解付きなので特に不憫になることはありませんでした。
”EarFun Air”充電ケース、イヤホン外観
僕が購入したのはブラックです。カラーバリエーションにはホワイトもありますよ。
つや消しでマットな外観になっていますので、非常にシンプルです。
少し丸みを帯びた形状がどんな人にでも合うデザインになっていると思いますし、割とコンパクトで持ち運びもしやすい!
充電の入力端子はUSB-Cとなっており充電ケースの底面にポートが付いています。
最近のガジェットはUSB-Cの採用がメインとなりつつありますので、ケーブルを
統一できる点は良いですね。
別に気になりませんが、底面が接続部分となっていますので、横に倒して充電しなければなりません。
また、この”EarFun Air”はワイヤレス充電が可能となっています。
この価格帯でワイヤレス充電機能が付いてくるのはビックリです。
底面を合わせて充電する必要があります。ケースの重心は低くありませんので、倒れないようにしないといけませんね。
▼イヤホン外観
イヤホン本体は、光沢感があるタイプで、Airpodsのような下にニョキっとなっているうどん型となっています。
ただ、光沢感があると高級感は得られるのですが、
指紋がつきやすい。
というちょっと気になる点があるのも事実。
「L」「R」の識別もしやすいので、左右の装着が分からない場合もこれで判断できます。
イヤホン自体は結構耳の中に入り込む形状となっていますが、装着感は意外と軽くすんなりフィットする感じが良かったです。
防水規格はIPX7に対応しており、万が一外れて水の中に落下しても浸水しない作りです。
汗や急な雨にも問題なく使用できます。
”EarFun Air”重量
重さは標準的な重さです。
全体重量約55g、両耳重量約11gとなります。
操作方法
”EarFun Air”は直感的なタッチパッド技術により、音楽再生、通話、音声アシスタントのコントロールができます。
音量の上げ下げが直感的で最初は難しいですが、慣れるとついつい遊んじゃいます。
ペアリング方法
Bluetoothへの接続は簡単!初回設定は、イヤホンを取り出して、
設定⇒Bluetooth⇒その他デバイスでEar Fun Airを選択 これだけ!
次回以降は充電ケースを開けるだけで電源が入り、自動で接続されます。
ケースを開けるだけで接続しますので、耳にはめる頃にはペアリングが出来ています。
自動装着検出機能搭載
”EarFun Air"はイヤホンを外すと曲や動画の再生が一時停止になり、再び装着すると再生が始まります。
何かあった時に、一時停止の操作をせずとも停止できますし、嵌めればそこからまた再生されますのでとても便利です。
外音取り込み機能が搭載されておりませんが、この機能のほうが実際は便利だったりすることが多いです。
というかこの価格帯のイヤホンにこの機能があるものの方がまだ少ないですね。
片耳でも使用可能
”EarFun Air”は片側のイヤホンのみでも使用可能です。
通話品質
4つのマイクを搭載していることもあり、この価格帯のイヤホンの中では比較的レベルの高い通話性能を持っていて、1万円台のイヤホンとそこまで品質の差はありませんでした。
周囲のノイズを打ち消してくれる機能を搭載していますので、例えば自宅でのテレワーク時の音声会議であれば問題なく使用できると言えます。
音質について
さて、機能的には5000円とは思えないほどのコストパフォーマンスがある”EarFun Air”ですが、気になるのは音質。
価格相応なのか、良いのか悪いのか気になるところですよね。
結論を言いますと、 ちょっと残念 でしたね。
対応コーデックはSBC、AACに対応してますので、iPhoneユーザーにはピッタリですが、AptXには対応していません。
色々なイヤホンを聴き比べてみて改めてレビューを行うと、こんなものか感がすごいです。性能、使い勝手が抜群なのに本当にもったいない。
すべてにおいてフラットと言えば良いんでしょうか。音のバランス自体はそこまで悪くないですが、特徴的なところも特に無いんですよね。
高音、低音ははっきり言えば微妙。かといって音割れだったり、こもったりなどはないです。
音場もまったく広くなく、フラット。言葉が悪いかもしれませんが、音を楽しむイヤホンではない気がします。
コスパの良いイヤホンを探してるけどある程度音質にもこだわりたいって方にはオススメ出来ません。
逆に、使い勝手の良い完全ワイヤレスイヤホンを探していて、聴ければそれで十分なんだって方でしたら、ここまで機能の詰まったイヤホンは他にありませんので、オススメはできます。
”EarFun Air”レビューまとめ
この価格帯のイヤホンでは驚くような機能がてんこ盛りなイヤホンで当初は感動しながら使用していましたが、いくつかのイヤホンと聴き比べてみると音質には不満な点が。
というか、2020年後半にかけて高性能イヤホン出てきすぎなんですよね。
とにかく僕的には「自動装着検出機能」がめちゃくちゃ使い勝手が良くてお気に入りのひとつです。
音質にさえこだわらなければ間違いなくオススメなイヤホンの一つですので気になる方はぜひチェックしてみてください。
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