完全ワイヤレスイヤホン用のイヤーチップは本当にいいものなのか検証。SpinFit CP360 を試してみた!
どうも たついち(@4YIns)です。
日常生活でイヤホンが手放せない。
通勤時間、移動中、一人の時間。。。
単純に音楽が好きなだけかもしれないけど、イヤホンを耳にしているその閉鎖した空間は大事なこと。
今回、この記事で紹介したいのはイヤーチップについて。
こだわってる人はイヤーチップを何十個も持っててイヤホン毎にカスタムして使ってるのをよく見るんだけど果たして何がどれだけ違うものなのか単純に興味がありました。
音質?つけ心地?
今回試したのは、PRレビューでよく見かけるSpinFitのイヤーチップです。
PRレビューはメーカーが商品を提供してレビュー記事作成依頼をさせたものとしています。
本記事では、自腹で購入して使ってみた結果を素直に書いていきます。
- SpinFit CP360 レビュー
- SpinFit CP360を試してみた
- イヤーチップは変える必要があるのか。デメリットは?
- まとめ:格安イヤホンには試して見る価値あり!イヤホンとの相性が試してみないと分からない難点が課題
SpinFit CP360 レビュー
さて今回、自腹で購入したのは「SpinFit CP360」というイヤーチップ。
SpinFitについて
SpinFitというブランドは2009年から存在してるので、結構長きに渡って普及しているブランドのようです。
SpinFitには、ダクト中心部がクッション構造となっていて耳の形状に沿ってフィットするイヤーチップ構造が特徴。
この構造は、2011年に中国/米国/日本で特許を取得されたSpinFitの独自構造となっていて「3Dクッション構造」と呼ばれています。
つまり「3Dクッション構造」を体験してみたいならSpinFitを試すしかないのが購入したひとつの理由です。
SpinFit CP360の特徴
商品サイトにもある特徴を挙げると下記の通り。
これについては、購入サイトや公式サイトで書かれているので割愛します。
詳細はこちらで確認してみてください。
SpinFit CP360を試してみた
それでは、実際に使用してみます。
ちなみに筆者はいつも標準装備のイヤーチップMサイズで使用することが多いですよ。
パッケージはこんな感じ
パッケージはシンプル。
型崩れしないように工夫された梱包だった。
1パッケージに2サイズのイヤーチップはありがた迷惑?
「SpinFit CP360」は1パッケージに2サイズのイヤーチップがパッケージされている。
サイズが合わないなどのリスクを避けることができるね!
このパッケージ方法は賛否あると思うところ。
初めて購入する場合は、サイズ違いが同梱されていることはありがたいけど、リピ買いする時は片方のサイズは無駄になりがちだよね。
在庫、生産ライン的にメーカーとしては難しいか。
カラーリングはカスタム感があって可愛いね!
SOUNDPEATS Sonicに装着:相性◎
SOUNDPEATS「Sonic」とは相性がかなり良かった。
ステム部分は丸く、標準付属のイヤーチップは丸くボテっとしたものです。
付け替えてみると「Sonic」が得意な低音がさらにブーストされクリアな音質に変化しました。
付属のイヤーチップに大きな不満はなかったが、イヤホンをつけている時に飲食をする際ズレてしまうところが気になっていた。
「SpinFit CP360」はズレることなくセッティングした位置をキープしてくれました。
特許技術の「3Dクッション構造」さすが!
もちろん充電ケースへの収納も問題なし!
Aviot TE-BD21jに装着:相性✕
Aviot「TE-BD21j」との相性は最悪。
充電ケースへの収納は問題ないが・・・
付属のイヤーチップはウレタンフォームを使用していて耳の形状にフィットする感じには不満はないけどただでさえ音質に満足しているのでもっと良くなるなら、と試してみました。
ステムは短めで楕円形状のため、非常に装着しずらくなんとか付けることができたんだけど、うまく耳にフィットしませんでした。
音もスカスカしてしまい、今にもイヤホンが落ちそうなくらいの不安定さ。
フィットしないものにはフィットしないことが判明。
Padmate PaMuQuietに装着:相性◎
Padmate「PaMuQuiet」との相性は良好。
ステムが浅く、極端な楕円形状だった為不安はありましたが、特に問題なく装着できました。
実は「PaMuQuiet」に装着していたイヤーチップはSONY「WF-1000XM3」に付属していたトリプルコンフォートイヤーピースを使用中。
付属のイヤーチップだとちゃんと付いてる感がなかったしノイキャンの効きも実感できなかった問題が発生したためだ。
個人的には、ワンサイズ大きいイヤーチップを使用するのがオススメ!
長時間装着した際に感じていた耳の痛みが軽減できたうえ、ノイキャン性能もしっかり感じることができました。
ケースへの収納も問題ないですね。
結果的に「PaMuQuiet」の能力を最大限に活かすことができました!
イヤーチップは変える必要があるのか。デメリットは?
ここまで紹介してきたイヤーチップですが、そもそも必要なのでしょうか。
イヤホンに標準で付属するイヤーチップをはめてみて問題ないなら変える必要なんてないわけです。
もし何万円もするイヤホンを購入してイヤーチップが自分に合わないなんてことになったら最悪ですよね。
そんな思いをされた方が多いんでしょう。だからこそ交換用のイヤーチップが大量に販売されているんだと思います。
ただ、イヤーチップを検討するにあたって、デメリットについても把握しておいたほうがいいかもしれません。
耳に合う保証がない。
もちろん皆さん把握されてますでしょうが、私達の体の構造は一人ひとりまったく異なります。
ましてや耳の形状を自分で把握している人なんてまずいません。
購入したイヤーチップが耳に合わない可能性があることも覚悟する必要があります。
また、耳にフィットしてもイヤホンの形状的に合わなかったり、充電ケースにしまえないなど後から出てくる問題も考えられます。
金額的なデメリット
前述したとおり、イヤーチップを新調したからといってそれが正解がどうかは試してみないことには分かりません。
イヤーチップは安いもので500円台から購入できるようなものがあります。
納得できるまで、イヤーチップを購入して試してみた場合、数回でフィットするイヤーチップにたどり着ければいいですが何個も買うことになればそれなりに金額が掛かるリスクがあります。
まとめ:格安イヤホンには試して見る価値あり!イヤホンとの相性が試してみないと分からない難点が課題
この記事で紹介したのは「SpinFit CP360」。
SpinFitシリーズの完全ワイヤレスイヤホン向けのイヤーピースです。
ただ、何にでも合うわけではないのが難点。
イヤーチップの中でも比較的高めな価格設定ですのでちょっと手を出しづらい。
「3Dクッション構造」が最大限発揮できるような状態が望ましいので、ステムが長めなものには相性が良いでしょう。
ひとつのものさしにして頂ければと思います。
格安イヤホンのイヤーチップは汎用型が多いので、「SpinFit CP360」で音質にブーストかけられるのもこの商品の魅力なのではないだろうか。
気になった方はぜひチェックしてみてください!
ブログ村ランキング参加中!